wanpao ワンパオ 医食同源のサプリメント近日発売!
「ワンパオ」は、東洋医学の視点から、
人とペットの健康な生活を応援するサイトです。
ホーム
ワンパオについて
ワンパオについて
ペット健康相談
毎日のペット健康管理法
ワンパオ大学
ワンパオ大学インデックス
中獣医学基礎理論
中獣医学基礎理論
動物用鍼灸学
ペット情報局
ワンパオクラブ
ワンパオショッピング
ワンパオショッピング
サイトの使い方
リンク集
キャンペーン
講義:第二回目
1.中獣医学の形成と発展(1)
夏商の時代(紀元前21世紀〜紀元前11世紀)
 この時代、農業と手工業の技術の著しい向上と同様に、牧畜、獣医関係の技術も目覚ましい発展を見せました。豚、羊を飼うための柵、牛小屋、馬屋などが記された当時の石版も発見されており、これは牧畜が既に大規模に行われていたことを明らかにしました。また同様に発見された、金属の青銅針、刀などは、鍼灸、手術などの治療の発展を物語っています。
西周の時代(紀元前1066年〜紀元前770年)
 この時代には、既に獣医という専門的な職業が設けられました。薬物では「周礼」、「詩礼」、「山海経」の記載によれば、人畜共通の薬物は100種類以上有り、動物専門の薬物の記載もありました。
 穆王の時代(紀元前947年〜紀元前928年)には、馬の病気の名獣医として名高い造父が刺馬頚血(頚脈から悪い血を抜く治療法)を用いて、馬の夏ばてを治したという伝説が伝わっています。
春秋戦国時代(紀元前770年〜紀元前221年)
 獣医学はさらに発展を続け、この頃から陰陽五行説が普及してきました。すなわち、全ての自然現象を体系づけると同時に、動物の生理・病理の現象を探求し、臨床に於いても弁証治療に応用していました。獣医の名家と呼ばれた孫陽氏(伯楽)は、鍼灸で各種の疾病を治療し、中国で中国獣医の始祖と称されています。
 この時代にかの有名な「黄帝内経」という本が作られました。これは、現存する医学文献の中でも最も古い医学書であり、歴代の中獣医学に関する著書の基本理論はみなこの医学書にあるとされています。
秦〜漢の時代(紀元前221年〜西暦220年)
 東漢の末期、中国で初めての人畜共用の漢方薬専門書「神農本草経」が著されました。その本には、365種類の漢方薬(植物薬が252種類、動物薬が67種類、鉱物薬が46種類)が記述されています。また、東漢の張仲景は「傷寒雑病論」を著し、その中で「六経」をもって傷寒を論じ、臓腑をもって雑証を論じました。
魏〜晋〜南北朝時代(西暦220年〜西暦581年)
 晋の葛洪氏は「肘後備急方」を著し、その中で狂犬病の予防と治療方法についての記述をしただけでなく、直腸の検査と治療技術なども記述しました。また、北魏の賈思は「斉民要術」という本を著し、その本の中で動物の疾病の治療方法を40種類余り記述しました。
隋の時代(西暦581年〜西暦618年)
 隋の時代には「治馬経」、「伯楽治馬雑病歴」及び「馬経孔穴図」が刊行され、主に馬を通じて獣医学が発展していることが分かります。これは、戦の絶えなかったこの時代に、馬は戦に欠かせないものだったからです。馬の病気は戦の勝敗を左右しかねないものだったために、馬の治療を通じて獣医学の発展を促したのでしょう。
唐の時代(西暦618年〜西暦907年)
 この頃獣医学は急速に発展し、「旧唐書」の記載によれば、国立の獣医大学が600施設作られ、それぞれに獣医博士が4人、学生が100人配置されたとあります。
 中国で初めての獣医学教科書は、唐の李石氏が編集した「司牧安驥」であり、また「新修本草」は薬物844種類を記載し、世界で最初の薬辞典として認められました。
宋の時代(西暦960年〜西暦1279年)
 この時代、病気の馬の療養のために「牧養監」を設置しましたが、これが中国初めての動物病院です。また、動物死体解剖所もできました。同じ頃にこれも初めての動物専門の薬屋が登場し、「薬密庫」と呼ばれました。「使遼録」の記述によれば、その時既に少数民族の間では、アルコールを使った麻酔剤を使用し、馬の肺を治療するための手術を行っていたとあります。
元の時代(西暦1279年〜西暦1368年)
 著名な獣医である卞宝は「痊驥通玄論」を発表した。この中に馬の起臥証、直腸入手などを論述しました。また、「胃気不和則生百病」の脾胃の発病学説を発表し、獣医学の臓腑発病論の基礎を作りました。
明の時代(西暦1368年〜西暦1644年)
 1608年、獣医師の喩本元氏と喩本亨氏の兄弟は、以前の獣医理論と臨床技術の経験に基づいて「元亨療馬経」という本を著し、この本は内容が大変豊富で、国内外で最も広く伝わった中獣医古典作品のうちの1冊です。また、尚有銭氏は「類方馬経」という本を著し、揚時喬氏は「馬書」、「牛書」という2冊の本を著し、また趙浚は「新編集成馬、牛医方」という本を編集しました。どれも非常に理論意義と臨床応用に対する価値が高い書籍です。
 1518〜1593年の間で、世界的にも有名な博物学者である医師李時珍が「本草綱目」を著しました。この本には1,892種類の薬物を収載し、漢方11,096種、添付図面1,160枚、特に大量の獣医薬と中毒の知識をも記載し、また獣医方面の内容も専論されました。現在においても漢方薬、生薬の研究になくてはならない最高の文献です。
阿片戦争前の清の時代(西暦1644〜西暦1840年)
 この時代には、中獣医学の発展は停滞しました。1736年、李玉書氏は「元亨療馬集」を改編して出版し、今でも広く流通しています。1759年、趙学敏氏は「串雅獣医方」を編集、1800年傳述風は「養耗集」を編集しました。また、民間でも「医牛金鑑」、「抱犢集」などの獣医学関連の書籍が生まれました。
 
―――――次回は近代から現代までの中獣医学の形成と発展を学びます。
BACK

運営 株式会社ワンパオ/企画・製作 オフィスWANPAO 当サイトに掲載の記事・情報・写真の無断転載を禁じます。
お問い合わせはこちら>>